2011年2月14日月曜日

和風コスプレイヤー集結 「桜田門外ノ変」オープンセット大にぎわい 茨城

 オープンセットで喜色続々?。映画「桜田門外ノ変」の撮影に使用されたオープンセット(水戸市千波町)で27日、「第1回幕末ロケセット コスプレフェスティバル」(28日まで)が開催され、和風コスプレイヤー約250人が集結した。一方、同セットで初となる結婚式も行われ、穏やかな陽光の中、見物客から祝福の拍手が送られた。(五十嵐一)

 県内外から集まったコスプレイヤーは、映画で主演の大沢たかおさんらが立ち回りを演じた桜田門や大名屋敷前などで新撰組やアニメ「忍たま乱太郎」の人物になりきって写真撮影。県内の友人に誘われたという東京都文京区のシステムエンジニア、銛野(もりの)崇さん(25)は「無機質なホール会場とは全然違って、すばらしい」と満足そうな表情に。

 桜田門内で挙式したのは水戸市元石川町の会社員、桧山翔大(しょうた)さん(27)と瑞穂さん(28)。人前式で、自分たちが考えた言葉で永遠の愛を誓った。「新聞で、結婚式を開けると知ってここしかないと思った」と瑞穂さん。翔大さんは「めったに式が挙げられない場所。独特な雰囲気でよかった」と幸せそうに語った。

 主催者によると、結婚式は記念展示館の工事が始まる来月5日までに計6組が予定。映画公開の10月にも再開したいとしている。

 また、この日は2月20日の公開開始以来、5万人目の入場者となる青森県階上(はしかみ)町の船員、十文字正則さん(50)と家族が来場。4月から茨城大に入学する長女、琴美さん(18)のアパート探しを終えての見学で、記念品を手に琴美さんは「この土地でいいスタートが切れそうです」と笑顔を見せていた。

引用元:SEO対策 | 東大阪市

2011年2月10日木曜日

低価格衣料で若者狙い 大手百貨店

 販売不振に苦しむ百貨店が、低価格の若者向け衣料品事業の強化に本腰を入れ始めた。若者の百貨店離れへの危機感を背景に、中核の衣料品事業の在り方を消費者ニーズに合わせててこ入れし、新しい世代の顧客を育てるのが狙いだ。22日に改装オープンする大丸京都店(京都市下京区)も20代前半の女性向けに低価格衣料の充実を図る。
■顧客高齢化 将来見据え てこ入れ
 日本百貨店協会によると、全国の百貨店売上高は昨年まで12年連続で減少している。多くの百貨店は「中高年や富裕層に狙いが偏っていた」(大丸松坂屋百貨店広報部)ことなどから若い顧客層が「ユニクロ」など低価格衣料品店に流れたと分析し、改革を進めている。
 高島屋大阪店(大阪市中央区)は、若者向けの低価格衣料品を3月初旬に開設した増床部分の目玉に据え、足が遠のきつつある若者の集客強化を図っている。
 同店の中村良樹バイヤーは、増床を前に20代前半の従業員ら100人を対象に実施した調査の結果に衝撃を受けた。百貨店で普段服を買うと答えたのはたった1人。ほかの99人が買わない理由は「好きなブランドがない」「高価」などで、百貨店の構造的な課題が浮かび上がった。
 結果を踏まえ、増床では得意の婦人服を強化した上で、若い女性向けの衣料品フロアを従来面積の1?8倍に広げた。5階にちなんで「gokai(ゴカイ)」と銘打ち、上下2着で1万円以内といった量販店に対抗できる価格帯の品ぞろえを拡充した。
 にぎわいづくりの鍵を握る若年層を取り戻し、「幅広い世代が1日楽しめる店」(高山俊三副店長)であり続けようとの狙いで、同店の3月の売上高は前年比11%増となった。若い女性だけでなく母娘での来店も増え、効果が表れ始めている。
 昨年11月に開業した大丸心斎橋店北館(同区)は、地下1、2階の売り場を「うふふガールズ」と名付けて20代前半向けの低価格衣料品に特化した。
 「顧客の高齢化が進んでいたため、将来を考えて次世代の取り込みが必要と判断した」(山本良一大丸松坂屋百貨店社長)と戦略を明かす。狙い通り若者の来店が増え、本館の化粧品や洋菓子の販売増にもつながっているという。
 改装オープンする京都店にもこの成功モデルを取り入れる予定で、「34歳以下の若者顧客を現状の18%から30%以上に引き上げる」(山本社長)と顧客層の若返りを目指す。
 2期に分けて改築中の阪急うめだ本店(大阪市北区)は、昨秋開業した1期棟で30?50代向けの婦人服売り場を強化した。以前から得意とする若者向け衣料品との相乗効果を見込んでいる。

引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局